仕方アルマジロ

大学生活の記録

大東亜戦争

『中国慰霊』所感

先日、神保町の古書市で手に入れた『中国慰霊』(読売新聞大阪社会部, 1985年8月10日, 角川文庫)を読了したので、ここに所感を述べておこうと思う。 この書籍は以前の記事で所感を述べた『進軍中国大陸三千キロ』と同じく、大陸打通作戦を扱った戦争体験記で…

『進軍中国大陸三千キロ』所感

先日、『進軍中国大陸三千キロ』(岡野篤夫, 2000年2月29日, 旺史社)を読了したので、その所感をここに書き記しておこうと思う。 この著作は大隊付の主計将校として帝国陸軍第二十七師団に所属し、大陸打通作戦から三南、江西作戦などに終戦まで参加した筆者…

映画「独立愚連隊西へ」所感

先日、岡本喜八監督の映画、「独立愚連隊西へ」を視聴したので、その感想を述べたいと思う。この映画は同監督の「独立愚連隊」という映画の続編だが、その内容は前作から独立したものとなっている。岡本喜八監督の映画といえば、以前の記事で『血と砂』を紹…

『馬賊列伝 仁侠と夢とロマン』所感

先日、都築七郎著『馬賊列伝 仁侠と夢とロマン』(番町書房、1972年12月20日発行)を読了したので、その所感をここに纏めておこうと思う。 この本は清朝末期から中国革命期にかけて、満蒙・華北地域一帯に跋扈した馬賊について、現地で同じく馬賊となって協力…

『消えゆく太平洋戦争の戦跡』所感

先日、『消えゆく太平洋戦争の戦跡』(「消えゆく太平洋戦争の戦跡」編集委員会、山川出版社、2017年7月1日)を読了したので、その所感をここに纏めておこうと思う。 この本はその表題の通り、日本国内を含んだ大東亜地域各地に残存する大東亜戦争の爪痕を記録…

『日本軍ゲリラ 台湾高砂義勇隊 台湾原住民の太平洋戦争』所感

先日、『日本軍ゲリラ 台湾高砂義勇隊 台湾原住民の太平洋戦争』(菊池一隆, 平凡社新書, 2018年7月13日)を読了したので、その所感をここに書き残しておこうと思う。 この本は表題の通り、太平洋戦争中に日本軍の義勇兵(当初は軍夫)として募集された台湾原住…

『日中戦争とイスラーム 満蒙・アジア地域における統治・懐柔政策』所感

大学生活の多忙により長らく時間がかかったが、坂本勉『日中戦争とイスラーム 満蒙・アジア地域における統治・懐柔政策』(慶應義塾大学出版会、2008年3月25日)を読了したので、ここに所感を書き残しておく。 この本は五部に分かれた論文集のような形で構成さ…

映画「兵隊やくざ」所感

先日、「兵隊やくざ」という映画を鑑賞したので、その所感をここに書き残しておく。毎度のごとく、私の映画所感記事はネタバレをふんだんに含んでいるのでご注意されたい。一応今回はネタバレ少なめである。 この映画で焦点を当てられているのは、大東亜戦争…

「忘れられた島々『南洋群島』の現代史」所感

先日、「忘れられた島々『南洋群島』の現代史」(井上亮、株式会社平凡社、2015年8月11日)を読了したので、その所感を簡潔に纏めようと思う。 まず、第一次大戦後に南洋諸島に移住した日本人の数が予想していたよりもずっと多く、原住民の数を優に上回ってい…

映画「血と砂」所感

先日、1965年公開の戦争映画「血と砂」を視聴したので、その所感を書き残しておきたいと思う。この作品の監督は岡本喜八氏、また主役の小杉曹長を演じるのは三船敏郎氏である。 未視聴の方がほとんどであると思うのであらすじを書いてから感想を述べようかと…